代表挨拶

共緑会はJBN全国工務店協会の京都支部として2008年に結成されました。
現在約25社を正会員とする地域工務店のネットワークですが、平時においては技術研修や国策の勉強会を毎月の定例会にて実施し仲間と共に研鑽を深め「地域に必要とされる工務店」に値する豊富な専門知識を持ち、高い技術力を習得することを維持し続ける志の高いグループです。
又京都府との間に災害協定を結び、震災などの災害発生時には木造仮設住宅の建設を請け負う体制を構築しています。
今回新たに国土交通省のグリーン化事業の一環としての国産材の安定木材供給事業体制を構築することにチャレンジをいたしました。
京都、滋賀、三重県の近隣県で質の高い地場木材を供給できるサプライチェーンを構築して「家を建てたい、リフォームがしたいと言いたすまい手の方々」の為に、供給と価格の不安定な外国産の木材に替わる地場近隣県の木材を円滑に使用することが可能になるようにこの事業を開始致しました。
檜や杉の無垢材で家を建てたい、住んでみたいすまい手の為に原木市場、製材所、プレカット工場、工務店、設計事務所が皆で新しい材木の利用の考え方をもとに関わっていくことによりすまい手の人たちの満足度向上と脱炭素社会実現のSDGS、地産地消、自律循環型社会に貢献する道筋が描けました。これからも皆さんと共に志を分かち合える仲間といい仕事がしていきたいと思います。

参加規約

  • グループは、下記活動を目的(参加規約)として活動を行います。
  • グループは、木材を安定的に供給するサプライチェーンを構築し、原木生産(川上)から住宅建築(川下)まで木材が安定的に供給される流通体制の仕組みを実現することを目的とする。
  • グループは、本事業の取組で、原木供給者、プレカット事業者には安定的な受注体制を、工務店には一定量の木材確保が確約されるよう、地域材を想定した設計検証により、使用部材のルール化と住宅性能の共通化を確立し、過剰在庫を削減し、原木生産(川上)業者の在庫負担軽減に努める。
  • グループは、構造設計に対する工務店の知識増強を図る。
  • グループは、現地見学による工務店の意識改革を促し、原木生産(川上)業者と住宅建築(川下)業者の連携強化に努める。
  • グループは、事業期間中、定期的にグループミーティングを開催し、進捗状況の共有と取組の結果をグループ内で共有する。
  • グループは、ホームページやパンフレットを活用して消費者に向けて広くグループの活動を啓蒙する。